セラムン2次駄文 短編

ため息が出てしまいますが、気分を切り替えて短編を書きました。

今日は初めての人を書きました。短いです。

駄文は続きからどうぞ。

欲しい　　　（ベリル）

欲しい。
貴方の全てが。
貴方の気持ちが。

こんな気持ちを持つなんて…。

「ベリル様？また彗星のことをお考えなのですか？」
「いえ。……今日はもう、終わりにしましょう」
「……はい」

ああ。
貴方が想うのは私ではない。
あの方はすばらしい方。
綺麗で、かわいらしくて、お優しい方。

でも。

私の方が、エンディミオン。
貴方を知っているのよ。

私の方が、皆が祝福してくれる。
貴方の全てが欲しい……。

「また……。私はなんて事を……」

自分の中で大きくなっていく気持ち。

「こんな事を考えていてはいけない」

日に日に大きくなっていく気持ち。

今日も、ベリルはエンディミオンを見つめていた。

彼が決して自分を見てくれなくとも。



ベリル様のお話です。
ちょっと、ゲーム（RPG)の話を参考に書きました。

ベリルはだんだん、彗星の影響を受けて、
自分の負の感情が大きくなっていってしまったのかもしれない。
そう思い、書きました。


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