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紅月 ~scarlet moon~

ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。 推奨CP まもうさ
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セラムン2次駄文 長編 第三幕(1)

バッハは良いですね。
集中できます。

少し調子が上向いてきたので、長編を載せたいと思います。
修正があまり上手く出来ていないので、読みにくかったら、
すみません。

リクエストをこれから頑張って書きたいと思いますが、
書き上げられるかは、微妙です…。気長に待っていてください。

続きから駄文をどうぞ。

セーラームーン I 第三幕(1)

以下はあらすじです。

あらすじ

第一幕 
あなたはだれ?というなぞの問いかけが衛、うさぎにされた。
衛の目にはうさぎがセレニティに見え、衛は頭を襲う痛みはおこるものの、
それ以上変わったことは起きなかった。
だが、うさぎは意識を失ってしまう。
目覚めた彼女にも、セーラー戦士、衛が前世の姿に見えた。
そして、また意識を失い、入院する事となった。
亜美を残し作戦を話していた衛たちに亜美からの助けを呼ぶ連絡が入った。
変身し、病室へ向かうタキシード仮面だったが、
部屋に入った時、幻の銀水晶が砕けようとしていた。
声に導かれ、ゴールデンクリスタルの力を解放すると、
幻の銀水晶は7つの虹水晶になり、飛び散った。
外部戦士たちが結界をはると、彼女たちは変身が解けた。
タキシード仮面が敵を退けるものの倒れ、意識を失った。

第二幕
衛が目を覚ますと、そこは病室だった。
セーラー戦士の皆は変身が出来ない状態であり、力が使えない状態であった。
はるかとみちるは力が数回しか使えない状態であった。
目が覚めたうさぎは衛の手を振りほどき、誰だという問いかけをし、また意識を失った。
沈黙の中入ってきたのは育子ママだった。そして、育子ママも衛を覚えていなかった。
また目覚めたうさぎは戦士としての記憶も無いこと。
うさぎの身に着けていた指輪や写真も消えていたことを聞いた衛。
衛は自分はうさぎとは関係ない人間であることとするように頼み、自分が敵を倒す事を伝えた。
病室に残った美奈子は真実を映す鏡を手に、うさぎを見守るのだった。

……長かった(笑)





昔々のさらに昔のお話です
 
とある国に一人の王子様がいました
王子様はいつも一人でいることはありません
いつも彼の周りには人がたくさんいました
でも
王子様は寂しくて仕方がありませんでした
 
王子としてではなく自分を見て欲しかったのです
 
いずれこの国を背負う人間だからと
王子様は頑張ります
 
寂しくても
泣きたくても
 
一人で頑張りました
 
毎日、太陽の光を浴びて剣を振るう王子様は孤独でした
 
 
ある日
王子様は森に一人で出かけました
 
王子から自分になるために
 
お城から逃げだしたのです
 
そして
金髪の女性にあったのです
 
金の髪が太陽の光を受けてキラキラとしていました
 
王子様は初めて女性を美しいと思いました
 
そして、王子様は
 
 
☆☆☆
 
 
衛はベッドに座り目を閉じた。
明かりをつけていない部屋は暗かったが、
目を閉じてしまえば変わらない。
 
衛はただ想っていた。
 
彼女の愛おしい笑顔。
月光のように包んでくれた、かけがえの無い存在。
何よりも、誰よりも大切な人を。
 
「俺は……」
 
自分は一体何が出来たというんだ
何も出来なかった
 
 
   嫌なの、貴方と戦うなんて嫌
   ね?
 
 
身体を傷つけ
 
 
   たとえ地球が壊れたって!!
    私が死んじゃったって!!私はまもちゃんと一緒にいたいよぅ!
 
 
心を傷つけ
 
 
   それに…私まもちゃんのこと、ずっと好きだもん
   留学頑張ってね……
 
 
我慢を強いて
 
「俺は……」
 
消えたあの時に、彼女を想う資格が俺にあったのだろうか
 
 
   あっ ごめんなさい!
   あー!またあんた!
 
 
現実に戻してくれた
 
 
   だ~い好きだよ
 
 
信じてくれた
 
 
うさことの思い出
うさことの時間
 
俺を俺にしてくれた大切な女性
 
傷つかないで
泣かなくていい
 
君は
幸せにならなくてはいけない
 
人の為に戦って
人の為に傷ついて
 
護ることができない俺を君は守ってくれた
 
君は普通の女の子に戻ればいい
 
例えそこに俺がいなくても
君が幸せなら
 
俺はそれでいいんだ
 
月の光は変わることなく、衛をやさしく包んでいた。
 
衛は無意識に電話を見ていた。
 
『まもちゃん、今日の夜電話しても平気?』
 
彼女の声がまだ残ってる
 
『きゃぁぁ!!あんただれ?!』
 
「俺は……」
 
結論なんてもう出ている
 
俺が護る。彼女を。地球を。
 
「君は普通の女の子に戻って幸せに…」
 
気づかないうちに衛の涙は止まっていた。
 
「俺は……」
 
衛は覚悟を決めた。
一人でいる覚悟を。
 
衛は朝になり日が差し込むまで電話を見ていた。



悩んで、苦しんでください、衛さん。と思いながら書いています。
衛はうさぎの幸せを願っています。
私も、二人が幸せになれるような最後にしたいです。

感想など、お気軽にポチッと拍手、コメントでどうぞ。
拍手だけでも、一言だけでも嬉しいです。
 
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