紅月 ~scarlet moon~
ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。
推奨CP まもうさ
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セラムン2次駄文 長編 第二幕(1)
長編を書いていて思ったこと。
登場人物が多い。
誰が何して、しゃべっているのかわからなくなります。
台詞の有り無しで、空気みたいになってしまう人物を出さないために、
がんばって書きました。
今回出ている人数を数えました。
10人。(うさぎ。衛。内部4人。外部4人。)
多すぎですね。
駄文は続きからどうぞ。
セーラームーン I 第二幕(1)
登場人物が多い。
誰が何して、しゃべっているのかわからなくなります。
台詞の有り無しで、空気みたいになってしまう人物を出さないために、
がんばって書きました。
今回出ている人数を数えました。
10人。(うさぎ。衛。内部4人。外部4人。)
多すぎですね。
駄文は続きからどうぞ。
セーラームーン I 第二幕(1)
ソファに寝ていた衛が眼を覚ました。
彼が眼を覚ましたのに気がついたせつなは声をかけた。
「眼を覚まされましたか?」
「っ。うさこ…は?」
身体を起こすのも辛そうなのに、うさぎのことを訊く衛。
「まだ、眼を覚まさないんです」
亜美が顔を伏せながら言った。
衛はあまり自由に動かない身体を動かして、
うさぎのベッドの横まで歩いた。
「衛さんが倒れた後、部屋を移ってきて、
ソファに寝かしたんです」
レイが説明した。
「力を使いすぎたみたいですわね」
みちるが少し心配そうに言った。
衛はベッドの横の椅子に座り、うさぎの手を握った。
「僕たちが結界を張ったのを覚えていますか?」
はるかが、衛を見て訊いた。
「ああ」
「私たちは敵を逃さないために結界を張ったわけではありません」
ほたるが続けていった。
ほたるが続けていった。
「それじゃあ、何のためになんですか?」
亜美が尋ねた。
衛が眼を覚ますまで、時間はあったが、
病室を移動し、駆けつけてきた美奈子たちに事情を説明していたため、
結界を張った事を知ったのも今だった。
「ああ、あなた方は見ていなかったのよね。
私たちは飛び散った虹水晶を結界の中に閉じ込めているの」
「え?」
美奈子がわからないといったように呟いた。
確かに虹水晶は飛び散った。
「あれは、銀水晶の中身……といっていいのかわかりませんが、
銀水晶を形作るものです」
「虹水晶を無くせば、銀水晶はその力を発揮できないどころか、
存在を維持できないでしょう」
「何?」
衛が聞き返した。
「だから、結界を張ってこの東京に閉じ込めたんだ」
せつなが悲しげに続ける。
「私たちは結界の維持のために、変身が出来ない状態です」
「どういうことです?」
まことが訊いた。
「この結界を維持するために常にエナジーを使っているのよ」
「そして、あなた方も変身できない」
「どうしてなんですか?」
「わかりません。
ただ、可能性の一つとして考えられることがあります。
プリンセスが力を失ったため」
せつなが話した言葉に、衛も驚く。
「え?」
「あなたたちは、プリンセスを守る守護神。
あなた達は守るべき者を失ってしまったと…同じ状態なのでしょう」
「守護神たちはただ一人の人に仕える。
その人をなくしたら、力を持つ理由を失うのではなくて?」
美奈子たち内部戦士は絶句した。
「……そんな」
「守護神は代替わりをするのです。可能性として、捨て切れません」
はるかは衛に向き直った。
「僕たちは、変身しなくても力が使えます」
みちるは苦笑した。
「といっても、何度も使う事は出来なくて、
私はさっき使った一度で、しばらくは無理そうよ」
「ただ、せつなとほたるは力が使えないんだ」
「私とほたるの力は、特別なものです。
本来使う以外の目的で使用しているため、
結界の維持が限界なのです」
「そうか」
衛はそう声をかけた。
「……ぅん」
「うさこ!」
うさぎが声を出す。
うさぎは何度かうめいて、頭を左右に振った。
衛は握っていた手から力が抜けた。
抱きしめたいが、力が出ない。
「うさぎちゃん、よかった…!」
「亜美……ちゃん?」
眼を衛が握っていない手で擦りながら、身体を起こすうさぎ。
それを手伝う美奈子。
「うさぎちゃん、よかったぁ」
「美奈子……ちゃん?」
眼を開けて二人を見た。
涙ぐむ二人を怪訝な顔でみるうさぎ。
そんなうさぎに衛も声をかけようとした。
うさぎは、ふと自分が誰かの手を握っているのに気がついた。
その手の持ち主をうさぎは見た。
「きゃぁぁ!!」
「きゃぁぁ!!」
衛の言葉はうさぎの悲鳴にかき消された。
思いっきり振りほどかれる手に衛は声も出ない。
「あんた、だれ?!」
その問いに、振りほどかれた手に、愕然とする衛。
眼がおびえていた。いつも見る、
いつも見せてくれる彼女の表情ではない。
「……あっ……」
うさぎは急に動いた反動か、また意識を失った。
「うさぎちゃん!」
倒れそうになったうさぎを美奈子がとっさに支えた。
「………どういうことだ?」
はるかの呟きが、皆の思いを代弁していた。
第二幕(2)へ
微妙なところできってます。
本当ならもっと長いのですが、見にくいので、きりました。
次は育子ママが出てくる予定です。
しゃべり方を見直さなければ……
感想などはお気軽にポチッと拍手、コメントにどうぞ。
拍手だけでも嬉しいです。
リクエストもお気軽にどうぞ。
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微妙なところできってます。
本当ならもっと長いのですが、見にくいので、きりました。
次は育子ママが出てくる予定です。
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