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紅月 ~scarlet moon~

ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。 推奨CP まもうさ
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セラムン2次駄文 短編

注意!!
15歳以下の方は閲覧しないでください!!

この記事には性的描写が少し(本当に少し)含まれています。
やばい表現はなるべく避けていますが、15禁です。

読み終わった後の苦情は受け付けていません。

前回の支配(11/15)の続きになってます。

拍手にて、素敵なドS意見が出ていて思いついたので、載せました。
デネブ様、ありがとうございました!

では駄文は続きからどうぞ。

君を (まもうさ)




うさぎの身体はデマンドの吐き出したモノで汚されていた。
デマンドはさすがに疲れたのか、
うさぎが気を失ったためか、
行為をやめた。
 
自分の世話をさせるために作らせたドロイドに、
うさぎの身体を奇麗にするように命じた。
 
真っ白なうさぎの身体に無数に残る赤い痕を見て笑うと、
デマンドは部屋を出た。
 
 
うさこっ
  まもちゃん………?
うさこ!
  遠くて……声も聞こえ……ない
うさこ!!
  ごめん………まもちゃん……
 
 
パリン!!
 
 
「「な!?」」
 
「うさこっ!!」
 
ガラスが部屋の中に降り注いだ。
 
ドロイド達が驚いた時には、
体に刺さった薔薇に体が自由にならなくなっていた。
 
「うさこ?!」
 
タキシード仮面はベッドに無残な姿で寝かされた彼女を見て絶句した。
だが、彼はすぐ彼女の元に駆けつけ、抱きかかえた。
 
「っっ」
 
何も言えなかった。
愛している彼女に何かを言いたいのか。
護れなかった自分に何かを言いたいのか。
愛している彼女をこんな目に合わせた彼に何か言いたいのか。
 
何も言えない。
感情があふれ出て、逆に何も感じられなかった。
 
タキシード仮面はマントで彼女を包んで抱き上げた。
 
「「ま、待て!!」」
 
部屋から、彼女を連れてタキシード仮面は逃げた。
 
 
☆☆☆
 
 
城に近い公園に着くと、
タキシード仮面は心の中でキング・エンディミオンを呼んだ。
 
 
『――――――――何だ?』
声だけが返ってきた。
「うさこを……いえ。俺とうさこを二人きりにさせてくれませんか?」
『何?』
「誰にも、知られないように。皆にわからない様にしたいんです」
『何があった?』
キング・エンディミオンは衛の声が震えていることに気が付いた。
「……。湯浴みの準備をしてもらえますか?」
『!!』
彼は一瞬で意味を理解した。
「………」
『わかった。そこからなら、こちらに。扉を開こう』
 
ぽっと明かりが、彼を導いた。
 
 
 
二人きり。
城の中でも奥まった部分だ。
人の気配も感じない。
 
衛はベッドにうさぎを寝かせ、手を握る。
 
 
彼の中にある感情は彼自身でも良くわからないモノだった。
 
でも。
 
「んっっ」
「うさこ!!」
 
俺は目の前にいる彼女を。
 
「……まもちゃ……ん?」
「ああ!俺だ!」
 
“愛している事”だけはわかった。
 
一番自分の心を占めているのは。
彼女だ。
 
「まもちゃ……ん」
うさぎの瞳から涙がこぼれだした。
衛はうさぎを抱きしめた。
うさぎは身体を震わした。
 
何かを言わなくてはいけない。
けど、言葉が出てこない。
 
「ごめん」
 
うさぎは衛にしがみ付きながら謝った。
 
うさぎは悲しかった。
怖かった。
愛している彼以外の人に身体を見られたのも。
触られたことも。
身体を奪われたことも。
 
まもちゃんに、嫌われてしまう事も。
 
「っっ」
 
衛はうさぎを抱えあげて、浴室に行った。
うさぎはただ、謝って、泣いていた。
うさぎを座らせる。
 
蛇口をひねり、シャワーをだす。
 
うさぎの身体に残っていたモノが流れ出した。
 
「俺の………!!」
 
衛がやっと声をだすも、途切れてしまう。
言葉が続かす、止めた。
 
 
ガン!!
 
 
衛が壁を殴った。何度も。
うさぎは伏せていた顔を上げた。
 
壁を殴る彼が泣いている事がわかった。
 
「まもちゃん……手が」
 
うさぎが衛の手を掴んだ。
 
そのまま。
 
衛はうさぎを引き寄せて口付けをする。
 
「ん……ふっ」
 
うさぎは歯列を割って入ってくる彼を受けとめた。
 
 

 
 
「愛してる」
「うさこは………俺のだっ!」
「全部、忘れさせてやる……!!」
 「嫌いなんてならない!!」
「失いたくない!」
                               「信じていい!」
       「綺麗だよ……」
                「……うさこ……」
「まもちゃん……」
  「忘れたいよぅ」 
                                 「嫌いにならないでぇ」
                    「まもちゃんだけだよ……」
   「まもちゃんじゃなきゃ……やぁ」
        「ほんと……ぅ?」
           「お願いっっ」
「私も愛してるよ……」




中途半端ですみません。
そして、台詞だけになってすみません。書きたかったのですが、
前回よりもやばめな表現だったため、自重しました。
キスの後とかまもちゃんの暴走っぷりに、載せれない状態に(涙)
なんとか載せられるように書いてたはずだったのに……
せっかくなので、台詞だけは載せましたが。
ちなみに、台詞の順番は順不同です。


感想などはお気軽にポチっと、拍手、コメントでどうぞ。
拍手だけでも嬉しいです。
リクエストも、お気軽にどうぞ。



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無題
続き(台詞場面)を黒羽の方でみたいです////
NONAME 2009/09/19(Sat)21:00:29 編集
申し訳ございません
ただ今休止中のため、リクエストは受け付けていません。
ご意見ありがとうございました。
【2009/09/30 18:33】
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