紅月 ~scarlet moon~
ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。
推奨CP まもうさ
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セラムン2次駄文 短編
短編ばかりになってますね。
長編書いてるんですが、長くなってしまい、
切るところ模索中です(笑)
今回はまもうさ+ちびの親子の話です。
駄文は続きからどうぞ。
とある休日 (まもうさ+ちび)
長編書いてるんですが、長くなってしまい、
切るところ模索中です(笑)
今回はまもうさ+ちびの親子の話です。
駄文は続きからどうぞ。
とある休日 (まもうさ+ちび)
なんだか、ぼ~っとする。
頭がズキズキする。
「まったく、せっかくドライブ行こうって思ったのにね、まもちゃん」
「まあ、残念だけどな。また行けるだろう?」
「そうだけど、せっかく晴れたのにね~」
最近雨が降ったり、雲の多い日が続いていた。
うさぎとちびうさが作ったてるてる坊主のおかげか、
今日は久しぶりの快晴だった。
「あたしだって……ケホッ。
行き……たい」
「ちびうさ。熱があるんだから、おとなしく、寝てような?」
「……ケホッ」
ちびうさは返事をするように咳をした。
部屋でおとなしく寝ているちびうさの横で、
うさぎが氷水に浸したタオルをぎゅっと絞る。
衛がちびうさの頭を優しくなでていた。
ちびうさは目を瞑った。
「……二人とも………。ドライブ行って…。
………いいよ………。」
小さな声で、二人に言う。
「何言ってんのよ。あんたをほって行けないでしょ~が」
「ちびうさ。二人でいったって、ちびうさが心配で楽しめない。
それに、三人で行くんだろう?」
二人はちびうさの精一杯の強がりに、
笑顔で返事をした。
「……うん」
「ありがとう」まで言えなくて、黙るちびうさ。
「今日はママもいないし。パパは出張だし。まあ、進吾もいないけど。
まもちゃん、泊まってく?」
「そうだな……」
ちびうさのご飯を作ることや、看病をうさぎ一人に任すのは、
衛としても心配だ。このまま、泊まるのもいいかもしれない。
「…でもなぁ」
衛の頭には若い男が、女の子だけの言えに泊まるのは、
両親に悪いだろう。という思いがあった。
「まもちゃん……帰っちゃうの……?」
ちびうさのさみしげな。
不安そうな声に、衛は泊まる事を決める。
「……。いや。泊まってくよ」
やはり、ちびうさが心配だ。後で、育子ママに電話して許可を取ろう。
「じゃあ、うさこ。俺はちびうさのご飯を作ってくるから。
ちびうさ、看てて?」
「うん。大丈夫!」
「………ゴメンネ」
小さな、本当に小さな声で謝るちびうさ。
素直になれない自分がもどかしい。
「いいんだよ、ちびうさ。今日はゆっくり休んで。
直したら、ドライブに行こうな」
「そ~よ。またいつでも行けるでしょ。三人で」
「……うん」
「ありがとう」って言えない。
でも、二人にはちびうさが心の中で言った
『ありがとう』
が聞こえていた。
まもちゃんが作ってくれるおかゆを食べて。
うさぎが優しく熱を冷ましてくれたら。
明日にでも、ドライブに行けるかな……
楽しみにしていたイベントの前に体調を崩すという悲しいパターンです。
でも、二人に優しくされて嬉しかったはず。
ちびうさは二人の看病の結果直ってドライブに明日行けてたらいいですね。
次はうさぎが風邪引いたりして……(笑)
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