紅月 ~scarlet moon~
ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。
推奨CP まもうさ
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セラムン2次駄文 短編
え~。バレンタインです。
このお話ははっぴ~ ばれんたいんの準備 の続きです。
まあ、読まなくても大丈夫ですが。
甘いです、気をつけてください。
はっぴ~ ばれんたいん (まもうさ)
少し、微エロな表現があります。苦手な方はご覧にならないでください。
このお話ははっぴ~ ばれんたいんの準備 の続きです。
まあ、読まなくても大丈夫ですが。
甘いです、気をつけてください。
はっぴ~ ばれんたいん (まもうさ)
少し、微エロな表現があります。苦手な方はご覧にならないでください。
「ね、まこちゃん。コレおかしくない?」
淡いピンクのワンピースのすそを持ち、傍にいたまことに尋ねた。
ふわりとお風呂上りのためか、いい香りがする。
「だいじょ~ぶ。可愛いよ、うさぎちゃん」
「そう?」
「ほら、そろそろ行かないと。時間大丈夫?」
時計を見ると、そろそろ出ないといけない時間だ。
「まこちゃん、本当にありがとね!!」
「いってらっしゃ~い」
はっぴ~ ばれんたいん
ピンポーン
「お」
衛は読んでいた本を閉じた。
ソファから立ち上がり、玄関まで少し早足で歩く。
扉を開けると、そこには少し息を切らしたうさぎが立っていた。
うさぎは息を大きく吸い込み、
「まもちゃん、はっぴ~、ばれんたいん!!」
と笑顔で、言った。
手にしていた包みを衛が笑顔で受け取ると、
輝くような笑顔になった。
「ありがとな。寒かったろ、ココア飲むか?」
「うん!」
テーブルに包みを置き、衛はキッチンに入り、
うさぎ用のココアと、自分用にコーヒーを入れた。
テーブルに戻ると、そわそわするうさぎ。
ココアをありがとうと受け取ったものの、
早く食べて欲しいのか、衛を見たままだ。
「開けていい?」
「うん!」
うさぎはココアをテーブルにのせ、衛をじっと見た。
衛はそれを苦笑しながら見つつ、包みを開けた。
包みの中には小さな箱。
箱を開けると、小さなハートの形をしたチョコレートが何個も入っていた。
彼女のチョコ。
衛はチョコを手に取ると、無意識に息を止めていた。
決して料理上手ではない彼女。
隠していたが、指にもいくつか怪我をしていた。
嬉しさがこみ上げてくる。
……味がどうした。
この気持ちが味わえるだけでも幸せじゃないか。
全部おいしく頂こう。
「いただきます」
うさぎに笑いかけ、衛はチョコを口の中に入れた。
「……うまい」
衛は少し驚き、口の中でチョコの味を確かめるように転がした。
甘くない、衛好みの味。
「ほんと!!ほんとにおいしい?!」
うさぎは二つ目を手に取り口にいれる衛に聞いた。
材料が少なかった為に味見が出来なかったので、不安だったのだ。
心配にもなる。
なにせこの一週間、失敗作しか作れなかったのだから。
「おいしいよ、ほら」
衛は笑って、うさぎの口にチョコを放り込んだ。
いつもとは違う甘くないチョコの味が口に広がった。
うさぎにはおいしいと思えない苦いチョコの味だった。
うさぎにはおいしいと思えない苦いチョコの味だった。
「あ。全部食べるんだったな…」
衛は言い終わる少し前にうさぎに顔を近づけた。
「いただきます」
耳に言葉が届くのと同時に、うさぎの唇に衛の唇が届いた。
うさぎは驚いて身体を離そうとするも、
腰は衛の手で押さえられ、頭も固定されている。
衛がうさぎの下唇を甘噛みした。
うさぎはその甘い刺激に口を少し開けてしまう。
「~~~!?」
待ってましたとばかりに、衛はうさぎの口内に舌をいれる。
「っふ」
息が漏れた。
衛はうさぎの舌に残っていたチョコを味わうように、舌を絡めた。
その味に満足したのか、
その味に満足したのか、
うさぎとチョコを味わうように、チョコを挟んで舌を絡める。
うさぎは抗議するように胸を叩こうとするも、
力が入らず、衛の服のすそを掴むのが精一杯だった。
甘い味がする。
衛はその味をもっと味わおうと、うさぎとチョコを吸い、
舌で口内を弄った(まさぐった)。
一本一本の歯まで丁寧に味わった衛は、こくんとそれを嚥下した。
うさぎはそれに顔をそれまで以上に赤らめる。
衛は名残惜しそうに、うさぎの舌に微かに残るチョコの味を楽しみ、
唇を離した。
うさぎが潤んだ瞳を開けると、衛が
「おいしい」
と笑いながら言った。
残ったチョコを衛がどう食べたかは、二人しか知らない。
微エロ……?
久しぶりにまもうさの小説を書きました。
小説やら駄文やらを読んだり書いたりする時間は楽しいですが、
現実逃避になるんでしょうね~~。
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