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紅月 ~scarlet moon~

ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。 推奨CP まもうさ
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セラムン2次駄文 短編

短めです。

衛のお話です。
中学2年くらいの衛のお話です。

好き (衛)



「好きです」
「……」
「……付き合ってください!」

言葉はいつも同じだ。

「ごめん」




「地場、お前もったいない!」
「もったいないって、お前な」
クラスメイトに言われて気が付く。先程の告白は見られていたらしい。
「だって、2年の中じゃ一番可愛い子だぞ?!」
彼の中では、衛の行動は理解しがたいものだったらしい。
「……好きでないのに付き合ったら、その子に悪いだろう?」
「はあ?!付き合ってみて、好きになるかも知れないだろう?」
「悪いが、その意見には同意できないよ」
衛はそう言って、席を立った。

確かに可愛い子だった。
付き合ったら、楽しい日常を遅れるのかもしれない。
この、心の穴を埋めてくれるのかもしれない。

でも、

心のどこかで声がする。

『違う。彼女じゃない』

と。

だから、衛はいつも断る。

彼女が誰かなんてわからないけど、
そんな気持ちになれないのだ。

クラスメイトが女の子の話や、
恋愛の話をしているのを聞いても。

恋という。
好きという気持ちがわからない。

時々、思う。
自分は人を好きになり、愛せるのか。

「自分を知らない……俺がか」

いつか、自分も誰かを好きになれるのだろうか。

ふと、月が視線に入った。
昼間の月は夜見る輝きは無いはずなのに。

月が少し、輝いた気がした。






衛はモテモテですが、誰とも付き合ってないはず。
と思い、どうやって断ったのかな~と妄想して出来た駄文です。
心のどこかで、たった一人の女性を想って探していて欲しいと、
思い、書きました。
もう少し長文で、落ちにうさぎとのバカップルぶりを書こうとしたのですが、
気持ち悪い内容だったので、きりました。
砂をはきそうでした(笑)

感想などお気軽に拍手、コメントにてどうぞ。
拍手だけでも嬉しいです。
 

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