紅月 ~scarlet moon~
ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。
推奨CP まもうさ
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セラムン2次駄文 短編
拍手がずっと変わっていなかったので、変更しました。
以前あったのを加筆修正して、載せました。
衛とうさぎの日常(12月) (まもうさ)
屋外に大勢いる人々。
その中でもひときわ大きな声が、響いている。
「まもちゃん、見てみて!かわいい!!」
「ん?」
衛の腕を引っ張り、うさぎはイルミネーションに走りよった。
「テディベアだな」
「うん!かわいい!」
うさぎが見ているのは、絵本から飛び出してきたような、
テディベアの人形だ。
本や、テディベアだけでなく、周りの小物も、
多彩な色で、きれいに光っていた。
うさぎは夢中になって携帯でテディベアを撮る。
写真を撮ったかと思うと、
また違うテディベアを見つけ、
走っていった。
衛はうさぎの少し後に続いて歩いた。
可愛いテディベアを嬉しそうに眺める彼女を楽しげに見ている。
「うわ~。まもちゃん上見て!」
うさぎが見上げる視線の先には光るアーケードがあった。
上を見上げて歩くうさぎを衛は危ないと思ったのか、
「うさこ、はしゃぎすぎ」
と声をかけ、
はしゃぐうさぎの手を握り、引き寄せた。
「ええぇ?!」
「ゆっくり、見ような?」
真っ赤になったうさぎだったが、
笑顔で、答えた。
「うん!!」
返事をしたうさぎは冷たい衛の手をぎゅっと握った。
「ねえ、寒くないのまもちゃん?」
ひんやりとする手は手袋越しにも伝わってきた。
「ん~」
少し考えた後、衛はうさぎの手ごと自分のポケットに手を入れた。
「これで、寒くないな」
先程よりも真っ赤になったうさぎは、
「これじゃ、写真が撮れないよ……」
と小さく文句を言った。
11月に書いたイルミネーションのお話です。
だいぶ前のお話です。
イルミネーションの場所は名古屋駅で、
実際にカップルもたくさんいるところです。
新しい拍手のお話は少し先取りをしたバレンタインのお話です。
別の短編のバレンタインの小説は紅月、黒羽にも載せるので、
雰囲気だけでも、と思って拍手のお話にしました。
町中のチョコの香りに私は死にそうです。
チョコ嫌いの人間の私には、この時期は苦痛ですよ……
感想などお気軽に拍手、コメントにてどうぞ。
拍手のみも大歓迎です。
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