紅月 ~scarlet moon~
ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。
推奨CP まもうさ
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セラムン2次駄文 長編 第二幕(3)
お久しぶりの長編です。
アニメも書いていますが、まだ書きあがりません~。
今回は短めです。
前回はうさぎの病室のシーンで終わってます。
駄文は続きからどうぞ。
セーラームーン I 第二幕(3)
アニメも書いていますが、まだ書きあがりません~。
今回は短めです。
前回はうさぎの病室のシーンで終わってます。
駄文は続きからどうぞ。
セーラームーン I 第二幕(3)
「衛さん」
無表情で座っていた衛に、声をかけたのははるかだった。
その横にはみちるとほたるがいた。
「あぁ。………何かわかったかい?」
衛は三人がうなずくのを見て、立ち上がった。
ロビーでは話さず、はるかの車へと向かった。
車に入り、二人は前へ座る。ほたるは衛の横へ座った。
「今。うさぎは……記憶を無くしています。
それも、貴方の記憶と戦士としての記憶も」
「……なに…?」
「知らないんです。セーラー戦士のことも。
敵も。幻の銀水晶のことも」
戦士としての記憶がない。
彼女は、今。普通の少女だというのか……?
「不思議な事は、まだあります」
衛は無言で先を促す。
「お二人の関係を知っている人間がいないんです。私たちを除いて」
うさぎがまた眠ってしまってから、
美奈子たちに確認をとってもらったのだ。
だれも、うさぎの彼氏である衛を知らなかった。
もしくは、知っていても。
関係を覚えていないのだ。
はるかは、衛を見ずに、つぶやいた。
「一番、謎なのが」
「「写真も。指輪もなくなっていた」」
「え?」
みちるとほたるの言葉に、衛は声をだす。
「うさぎさんは衛さんにもらった指輪を無くさないように、
肌身離さず、つけていました。
そして、写真も持っていました」
ほたるの言葉に衛は無意識に頷く。
「あの子達はそれを知っていた。
だから、混乱しないように隠そうとしました。
けど。
なくなっていたんです」
「それは……一体?」
三人は目を伏せた。
原因がわからなかったからだ。
衛も返事を求めたわけではない。
ただ、疑問を口にしただけだ。
ただ、疑問を口にしただけだ。
衛はゆっくり、目を閉じた。
「これは。俺の。俺からのお願いだ。
彼女には、いや。他の人間にも、俺のこと。
つまり、地場衛について。黙っていて欲しい」
「それは、これから…」
衛はゆっくり目を開けた。
その目には涙は無かった。
はるかは、衛の強い目を見て言葉をとめる。
はるかは、衛の強い目を見て言葉をとめる。
「さっき話したとおり。俺は偶然そこにいた。
そして、うさことは。関係のない。人間だ」
「「……」」
「それで……いいんですか?」
ほたるの問いかけに、衛は頷く。
「敵はどうなさるおつもりですか」
みちるは少し、強い声で聞いた。
「俺が……倒す!!」
第二幕(4)へ
最後の衛の台詞をここで使うか迷いました。
でも、言わせたかったので(笑)ここで使いました。
この後からは衛の試練が始まります。
今まで、彼には試練はあったでしょう。
しかし、世の方々はうさぎの方が辛い目にあってきたと言います。
試練があったのはうさぎだと。
私はそれを否定はしません。(まあ、主人公はうさぎですしね)
でも、この話は試練は二人ともあってもらいます。
というわけで、
暗い衛が苦手な方。不幸な(笑)衛が苦手な方はこの先は読まないことをお勧めします。
もちろん、頑張って、立ち上がってはもらいますが。
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