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紅月 ~scarlet moon~

ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。 推奨CP まもうさ
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セラムン2次駄文 Act7

久しぶりの小説です。
アニメを見直したので、アニメの駄文を書きました。
ネフライト登場ですが、ネフは出てきてません。

四天王の二番手は実力も二番目(…なはず)
衛も苦労しそうです。

続きから駄文です。

セーラームーン Act7



身体が鉛のように重い。
胸の痛みが引いた後、ベッドで眠ったまでは、おかしくは無かった。
そして異常なほどの悪寒。
「気配が……」
衛が感じていた不思議な感覚を消し去るほどの『何か』の気配に
彼は戸惑った。
 
 
 
Act7
 
 
 
『西園寺ルイ、ご乱心?!』
スポーツ雑誌の一面に大きくそんな文字が躍っていた。
雑誌のページを持ってきた友人に、元基を含めた友人たちが笑った。
「へ~?」
「お前も好きだね~」
基礎クラスの授業を待つ間、衛は元基の横で話を聞いていた。
「いやぁ、テニス好きな俺だけどさ、今回の記事は……」
「は?」
「いやぁ、悪く書くなんてさ、普通なんだろうけど。
今回の記事は本当みたいでさ。心配だなぁ、ルイちゃん」
心配そうな友人を見て元基は笑った。
「なんて?」
「いや、なんか別人みたいになったって。
まるで何かに取り憑かれたみたい……」
そこまで聞いた衛は、頭の痛みを隠したまま、彼に尋ねた。
「取り憑かれた…?」
「そうそう。あ、でも調子はよくって、何でもテニスクラブでプロ相手に勝つくらいらしい」
違う。
今までと事件の感じが……。
だが、予感がする。
何かあると…。
「地場?」
「いや、心配しすぎだろう」
衛がそう言うと、周りも同意して話が進んでいく。
頭の片隅で彼らの話を聞いていたが、衛はその記事を集中して読んでいた。
 
 
 
☆☆☆
 
 
 
「此処か」
衛は記事にあったテニスクラブの前まで来ていた。
身体は重いまま。頭も痛い。
「~~~~!!」
悲鳴!?
 
衛はその悲鳴を聞き、薔薇を手にして変身した。
 
 
 
 
「いやぁ~~!!」
タキシード仮面が中に入ると、
セーラームーンが多くのボールに追いかけられているのが見えた。
ボールを作り出している妖魔に手に持った薔薇を投げた。
 
 
ッシュ!!
 
 
彼が投げた薔薇が妖魔の目にかすり、ボールが消えた。
「何者?!」
目を押さえたまま、妖魔が薔薇を投げた彼を見た。
「タキシード仮面!!」
セーラームーンは彼の姿を見て嬉しくなり、叫んだ。
また来てくれた!それに、かっこいい!!
彼女はぽうっとしながら、彼を見た。
「貴様も邪魔をするのか!!」
妖魔がそう怒鳴ると、タキシード仮面に向かってボールを大量に降らせる。
彼は高く跳び上がり、ソレを避けると彼女の横に降りた。
「ありがとうございます!!」
嬉しげに言う彼女にタキシード仮面は
「油断するな」
と言った。
彼は油断無く妖魔を見ていた。
「おのれ!!くらえぇ!!」
「来るぞ!!」
「はい!」
彼女の声には喜びの気持ちが多く含まれていた。
タキシード仮面と戦えるなんて、幸ぁせだ。
一人で来て良かった~~。
嬉しそうに笑うセーラームーンを見て、
ますます怒る妖魔は炎の塊をいくつも出現させる。
その中でも大きな塊が二人に襲い掛かる。
タキシード仮面は彼女とは逆方向に炎の塊を避けた。
炎の塊は彼を追わず、彼女に降り注ぐ。
 
「っち!」
 
悲鳴を上げるセーラームーンは避けきれずに、座り込んでしまっていた。
タキシード仮面は彼女を抱き、跳ぶ。
セーラームーンは彼の胸の中で頬を染めた。
暖かい。タキシード仮面の胸の中にいるなんて……。
状況も忘れて、セーラームーンはドキドキする胸を押さえる。
「次で決めるぞ!」
タキシード仮面は重い身体に眉をひそめる。
身体が限界に近い。
「は、はい!」
二人で降り立つと、そこに大きな塊が襲い掛かる。
「跳べ!」
タキシード仮面の声に合わせて彼女が横に飛ぶ。
彼も同時に跳び、薔薇を妖魔に投げつけた。
 
だが、そこで限界が来てしまう。
 
「っく。……、今だ!」
そう声をかけるも、うずくまってしまう。
「はい!」
セーラームーンは返事をして彼を見る。
だが、うずくまる彼をみて
今がチャンスだというのに彼の元に行こうと駆け出した。
「大丈夫ですか?!」
駆け寄ろうとする彼女を痛む頭を押さえながら叫ぶ。
「私はいいから、早くティアラを!!」
その鋭い声に彼女は足を止めた。
やらなきゃ!!
「はい!!」
セーラームーンはティアラを額から取る。
「ムーンティアラ・アクション!!」
 
「うわぁぁぁぁぁ!!」
 
妖魔の断末魔を聞き、タキシード仮面はその場を離れた。
 
 
 
☆☆☆
 
 
 
衛は部屋にたどり着くとベッドに倒れこんだ。
「新しい……敵か…」
そうとしか考えられない。
あれ以来感じられなくなったジェダイトの気配。
それに変わるように感じられるこの悪寒のするような気配。
そして、そのやり方。
問題は……
「身体が動かないなんて……」
ひどくなる頭痛。
何かの影響かもしれない……。



アニメ14話のお話でした。
しばらく書いていなかったので、微妙な感じ……。
あんまり書けた!!という感じではなく……。
無印を書き終えたら、全部書き直そうかな。



感想などはお気軽に、コメント、拍手でどうそ。
拍手だけでも嬉しいです。



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