忍者ブログ

紅月 ~scarlet moon~

ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。 推奨CP まもうさ
[36]  [34]  [33]  [32]  [31]  [30]  [29]  [27]  [24]  [22]  [21

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

セラムン2次駄文 Act5


アニメを見てると、覚えてなかったことが良くわかります。
9話とか、妖魔が問題出してるなんて覚えてませんでした。

今回は亜美ちゃん登場の回ですが、亜美ちゃんは出てきません。
亜美ちゃんが好きな方、すみません。

駄文は続きからどうぞ。

セーラームーン Act5





「・・・ひどい怪我だな」
腹の傷を診て自分で手当するも、なかなか治りが遅い。
あれから家で安静にしていたおかげで動くのに支障は無いが、
痛みは抜けない。
しかし月曜は大学の講義があるのだ。
衛は痛む傷を気にしながら着替え家をでた。 
 
 
Act5 
 
 
「なぁ、地場~。お前、良いバイト先しらないか?」
「ん?」
衛に声をかけてきたのは基礎クラスで顔見知りの一人だった。
「お前、家庭教師のバイトしてなかったか?」
「それがさ~。最近できたクリスタルゼミナールのせいで……」
彼の話を聞くと、最近出来たクリスタルゼミナールが大人気らしい。
そのおかげで塾や家庭教師のバイトが減らされているそうだ。
「しかも、入ったらすぐ成績アップするっていうから親が入れたがるんだよな~」
「そんなにすぐに上がるのか?」
衛も成績は優秀である。
しかし、衛の場合は努力して身に着けていくというスタイルのため、
すぐに上がるとは、あまり想像がつかない。
「そうそう。ま~、だから親たちもさぁ、
身体が少しくらい悪くなっても良いなんて言うんだろうな」
「何?」
「うわさだよ、うわさ。何かクリスタルゼミナールに入った連中さ、
顔色が悪くなって、ふらふらになるヤツが大勢いるらしいぜ?」 
クリスタルゼミナールか。
また、変な…奇妙な事件だな。
衛は手掛かりになるならと、クリスタルゼミナールへ向う。
「今回は……塾か」
おかしな事件はいくつか起きているらしいが、
その中でもセーラーVが出向いたといわれている事件、それ以外の事件。
調べてみてわかったが、おかしな事件の大半は解決されている。
最近はセーラーVの噂も減っているようだが。
これも考えないとな。
考え事をまとめながら角を曲がり歩いていくと、見知った女の子が看板を見ていた。
「勉強する気になったのか…?」
以前のテストの点数を思い出す。親に塾に行くように言われたのかもしれない。
「またか……」
シンデレラキャラバンの時もそうだが、
このおだんご頭の彼女は危険な場所によく行こうとするのだろうか。
いや、考えすぎか。
軽くため息をつき、声をかけようとする衛に声が聞こえてきた。
「………気をつけて」
目の前にはおだんご頭の彼女とネコ。
この声はおだんご頭の彼女の声ではない。
……まさかな。
「少しは勉強する気になったのか?おだんご頭」
「またあんた!なんでこんな所にいるのよ!」
振り返ったうさぎは衛を見た。
「そんなこと知るか。」
こっちが聞きたいぐらいだ。とは言わず、衛はからかうつもりで、
「それより今そのネコしゃべってなかったか?」
と言った。
「ひぃ!!」
「にゃぁ!!」
「?」
あまりの彼女の驚きように衛は戸惑う。
「あはははは。まさかぁ!ネコがしゃべるわけないじゃな~い。
ばっかみたい。あははははははは」
そういうと、うさぎは走っていく。
途中で振り返り、衛が見ているのがわかり、うさぎは走って逃げる。
「まったく・・・・・・疑えって言ってるみたいだぞ?」
しかし、ネコがしゃべるわけ無い。よな・・・。それこそ事件だ。
「ここか・・・・・・」
変わった気配は感じない。
しかし、妙なうわさを信じるなら、調べなくてはいけないだろう。 
 
 
☆☆☆ 
 
 
クリスタルゼミナールの見える、ビルの屋上。
そこにタキシード仮面は立っていた。
クリスタルゼミナールへ飛び移ろうとする彼に、
虚空から声がかけられた。
「またお前か、タキシード仮面?」
「ジェダイト!!」 
 
ッシュ!! 
 
声がした方へ薔薇を投げるも、避けられてしまう。
「私は倒せないとわかったはずだろう?」
それこそ言われないでもわかっている。
彼女のような力が無い自分。
だが……。
「だが、貴様には幻の銀水晶の事しゃべってもらう!」
あきらめられる事じゃない。
ずっと探してた手掛かりなのだ。
「そうか。目障りだと思ってたところだ。
そろそろ、消えてもらおう……?」
ジェダイトが手を振ると、彼の手には短剣が握られていた。
タキシード仮面の体調は万全ではない。
だが、戦いに言い訳は出来ない。
「はぁ!!」
タキシード仮面がジェダイトに迫る。
横なぎにステッキを振るうと、ジェダイトは避けずに受け止めた。
骨が何本も折れるのが手ごたえでわかるも、
タキシード仮面は咄嗟にステッキを離し、距離をとった。
「ほう?これを避けるか………」
ジェダイトは先程までタキシード仮面のいた場所に、
短剣を突き出していた。 
 
パリン!! 
 
「な・・・?!」
「これで、獲物は使えないな」
避けた時に投じた薔薇がジェダイトの短剣を割った。
「ふっ。いいだろう?」
ジェダイトが割れた短剣を虚空に溶かした。
ジェダイトはタキシード仮面に向かって一歩踏み出す。
だが、眉をひそめた。
「……っち。ガロベンのヤツ、しくじったな……」
「何?!」
「この勝負、預けておこう………」
「待て!!」
タキシード仮面が叫ぶが、
ジェダイトはそう言い残し虚空へ消えた。

彼がクリスタルゼミナールを見たときには、
大勢の生徒が運ばれていていた。





6話へ



マーキュリーは出てないです。
戦闘シーンにタキシード仮面出ていません。
ここはアニメを採用しました。
次はレイちゃん登場です。


感想などはお気軽にポチッとお願いします。
拍手だけでも嬉しいです。




 
 
PR
Submit Comment
name
title
color
mail
URL
comment
password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
カウンター


バーコード
最新記事
最新コメント
[12/10 月光]
[11/07 もも]
[08/26 NONAME]
[07/28 NONAME]
[07/13 yuki]
プロフィール
HN:
ひいろ
性別:
女性
自己紹介:
セラムン大好き人間です!
セラムンで育った世代
誕生日で一番近いのは美奈
ブログ内検索
最新トラックバック
忍者ブログ [PR]
Template by repe