紅月 ~scarlet moon~
ここは、セーラームーンの2次創作小説(駄文)と語りがメインのブログです。
推奨CP まもうさ
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セラムン2次駄文短編
拍手変えました…といいながら、2回目用を一回目にしたので、
何度か拍手した方は見てるかもしれませんがw
つづきから、
衛とうさぎの日常番外編 男の子ver (まもうさ)
です。
君のその目が僕を見ていてくれたら。
いつもそう、思ってるんだ。
ぼんやりと喫茶店のバイトをしていたら、
想い人が男と腕を組んで入ってきた。
そう、有名な話だ。
彼女には年上のカレシがいる。
しかも、とんでもなく良い男だって、うわさ。
でも僕はどうしても諦められなかった。
好きだから。
あの笑顔が好きでしょうがないんだ。
だけど。
え。ちょ、えぇ…?
なんだ…あれ。
「ま〜もちゃん」
甘えた声で腕に体を寄せる彼女。
自分だったらと考えると、
顔を真っ赤にさせてしまうだろう行為なのに。
相手の男は顔色一つ変えずにいる。
それに、ぐっと堪えて彼女を見れば、
見たことのないような笑顔を男に向け、
彼女は嬉しそうに何かを話しているようだ。
腕を名残惜しそうに離す彼女に笑いかける男に腹が立つ。
心が痛い
僕じゃだめなのかと聞きたい。
告白をしよう。
そう思ったのはずいぶん前だ。
だけど…。
彼女とカレシの仲のよさは有名で、
それに周りのガードの高さと彼女の鈍さはそれより有名だ。
はっきり言って、友達止まり。
でも、男友達の中では一番仲が良い。
なんて言い訳をたくさんして友達以上になれずにいた自分に、
これを見せ付けるのは酷い。
何だアレ。
何か…空気が甘いって言うのか?
彼女が口につけたケーキのかすを指で取って食べてるし!!
おい…。『あ〜ん』とか!!
て、間接キスだろそれは!!
待て待て!そんな目で見ちゃダメだってうさぎちゃん!!
ここ喫茶店だぞ?!
何か………負けた。
……諦めろって事かなぁ……ぅう。
もう一度彼女たちを見たときに見えたのは、
こっちを見て笑う男の姿だった…。
少し加筆修正した男の子のお話でした。
なんとなく、かわいそうな彼ですが、個人的に気に入ってるお話です。
衛は彼に気が付いてますが、うさぎは気が付いてないです。
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