日記付きお遊び

最近体調不良気味ですｗ
寒暖の差にやられちゃうんですよね。皆様も気をつけてください。

続きからちょっとした遊びです。

さあ、告白の時間です。

月が二人を照らす中、彼はそっと彼女の頬に手を添える。

「初めて出逢った時から、私は貴女に恋をしています。
私と共に生きてくれませんか？」

そっと触れていた手を唇に這わし、

「好きです」

と彼は言った。


　　　なんとなく、エンディミオンをイメージして。
　　　彼はストレートな言葉なイメージ。


「その瞳を見た時、欲しいと思った。自分のモノにしたいと」

彼はそこで言葉を切り、彼女を腕の中に閉じ込めた。

「私以外が触れることは許さない。
私以外を見ることは許さない」

その声は強い意思を孕んでいて、彼女を甘く痺れさした。
だが、彼の表情はどこか怯えていた。

「そのかわり、愛してやる。一生。
私という檻の中で生きていろ。
もう、離しはしない」

強く抱きしめるその姿はどこか縋っているようだった。


　　なんとなく、デマンド？


急に抱きしめられた彼女は慌てて、離して欲しいと抗議した。

「いやだ」

なぜと尋ねる彼女の顔を見るため、そっと力を抜く。

「俺にもわからない」

彼の顔は彼女に負けないくらい、朱に染まっていた。

ずっと、解ろうとしなかった気持ち。
凍らせてきた気持ちは彼女の体温で溶けていく。

「だけど、離せない。お前を離したくない」

何も話せなくなった彼女に顔を近づける。

「…好きだ……」

やっと搾り出した声は掠れてしまっていたが、彼女に届いたようだ。


　　なんとなく、衛さん？


逢いたい。話をしよう。そう決心して、彼に逢った。

「私…、私」

下を向いて、途切れ途切れに紡ぐ彼女の言葉に彼はゆっくりうなずく。

「私…。ずっと、貴方の事、見ていたんです」

はじめから、話そう。

「初めて、貴方を見たときから、忘れなくて。
いけないことでしたのに、止められなかった…」

赤くなった顔を少しあげて、彼を見た。

「貴方を見ているうちに、逢いたくなってしまいました。
ごめんなさい……」

彼は彼女を優しく抱きとめた。

いいんだよ。と言っているような抱擁に涙がこぼれた。

「すきです」


　　セレニティ？……決してストーカーではないｗ


もう、嘘なんて言えなかった。

「行かないで！」

彼女の声の必死さに、彼は足を止めた。

素直に言えない、自分の気持ちだったのに。
彼がいなくなると思うと、溢れ出た。

「いか…ないで」

知らないうちに出ていた涙を拭いた。
どうして欲しいんだと尋ねる口調は優しくなかったが、
頭を撫でる手は優しかった。

「わたしだって………だもん」

聞こえなかったのか、もう一度と言われ、
顔をあげて、涙を拭こうともせずに、大きな声で、

「好きだもん！！」

と言った。


　　初期なうさぎ？　シチュエーションのイメージは告白現場に居合わせてしまい、
　　　　　　　　　　　　相手が逃げるのを追いかけようとしたところ…ですかね？


「嘘だと、思うなら…思ってくれて…いい」

嘘だ。信じて欲しい。

彼は彼女を壊れ物を扱うように、抱きしめた。

「好きだ…。本当に…君が…」

何度も言ってきたウソの告白の言葉と同じ「好き」の言葉。
君の「好き」と同じ言葉のはずなのに、真実味のない、言葉に聞こた。

「信じて欲しいなんて、言えないのかも知れない」

必死に訴える様はいつもの彼を想像できないものだった。

「君を……愛している」

心からの告白をした彼の手は震えていた。


　　なんとなく、ネフライトをイメージ。知らない間に本気の恋に目覚めてしまったときの、告白。



以上、なんとなくイメージな告白。

たまにこういう想像してみます。言わせてみたい台詞とかを考えるのが好きです。
例えば、

「あ、あんたなんか。き、きらいだもん！！」

とか。

「この剣は貴女の命（めい）のままに。この身体は貴女の盾に。
この心は貴女の傍に。この魂は貴女の捧げる事を、
我が名とこの腕に誓います」

とか。

台詞からお話を作るのが基本なので、たくさん考えてますｗ